バンコク5周年記念花展 H6.7.8
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バンコク5周年記念花展の思い出
平成6年梅雨あけ間近のむし暑い日バンコクへ旅立ちました。今は亡き中舛恵美子先生の奨めもあり外国での初めての花展に参加させていただいた時のことです。花材は珍しい原地のものがくじ引きでです。自由花の私には白いカーネーションとアスチルベ、そして庭の生垣の木物が当たりました。それらを使って時間内に自分らしさを表現しました。次の日はエメラルド寺院、暁の寺院など見学しましたがいずれも人の手で造られたものとは思えず目を見張るものばかりでした。次に訪れたアユタヤ遺跡は寺院とは異なり荒陵としたレンガ作りが果てしなく続きそのあり様は遠い過去のロマンに私を誘います。その一方ではバンコクの子供達の笑顔が可愛く澄みきった瞳に心をうたれました。
毎年ピンクのアスチルベが花屋の店頭に並ぶ頃、あの子供達の笑顔が思い出され叶えられるものならもう一度アユタヤ遺跡と、子供達に会いたいと思っています。(支部結成60年記念誌より)